社交不安障害の薬について
社会不安障害の治療を開始したのはおよそ8年前でした。
現在も通院はしているものの、治療開始当初から状態は
少しずつですが良くなってきています。
今回の記事では、私が社会不安障害の治療開始当初から
現在まで、どんな薬を服用してきたのかお伝えします。
目次
〖治療法の種類〗
まず、社会不安障害(以下、SAD)の治療法は大きく以下の2.つ
あります。
- 薬物用法
- 精神療法
私は1の薬物療法で治療しています。
〖薬について(治療開始当初)〗
どんな薬を飲んでいるかということについてですが、
私が治療開始当初に処方されていた薬は3種類です。
これに場合により、より作用効果が大きい
頓服薬(不安を和らげるものです)をもらっていました。
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)(抗うつ剤)は、脳内の
セロトニンという物質が減少することを抑えるための薬です。
セロトニンはストレスに対して効果のあり、
脳を活発に働かせ、安心感や平常心などを与えてくれる物質です。
これが不足するとイライラや意識低下などの症状がみられます。
SSRIより即効性のある薬です。
ただしあまり大量に用いると依存症となる可能性があるため、
できるだけ少ない量での服用を心かけています。
※頓服薬もこの種にあたるものですが、作用効果が非常に強いため、
いざというときにしか飲んでいません。
私はお守り代わりとしていつもポーチなどすぐに取り出して
すぐ飲めるところに入れています。
- 睡眠安定剤
不安で眠れない時が多いため、精神的に落ち着いた状態で
眠れるようにするための薬です。
基本的に就寝前にしか飲みません。
(当たり前ですが、朝昼に飲むと眠気で集中力がなくなります(;^^))
〖どこでもらっているの?〗
心療内科に通院してカウンセリング後にもらっています。
病院には基本的に月1回しか行っていません。
治療開始当初は月2回通うこともありましたが、
割とすぐに月1回になりましたね。
(あまり行き過ぎると、カウンセリング時に話す話題が
なくなっちゃいます(;´∀`))
〖現在の薬、状態について〗
冒頭で記述した通り、良くはなってきています。
しかしHSP気質でもありますので、完全に人前で緊張したり
不安になったりしないということはありません。
ただ、緊張したときに出る身体的症状(手足の震えなど)は
かなり改善したと思います。
通院する前はどうしようもないと思っていた症状でしたが、
病院で先生に“社会不安障害”と診断されただけでもかなり
楽になりました。
ですので、少しでもあがり症や人前での緊張に困っている方には
一度勇気を出して病院に行ってみることを勧めたいです。
この記事が少しでもその手助けとなれば嬉しいです(^^)
社会不安障害についてもっと知りたい!という
方にお勧めの本です↓
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